京都「金閣寺」参詣~その1

金箔貼りの舎利殿

京都きぬかけの路の北端にある鹿苑寺(ろくおんじ)は臨済宗相国寺派の山外塔頭(たっちゅう)寺院である。鹿苑寺という名称より、金閣寺という呼称のほうがはるかに知名度は高い。室町幕府第三代将軍足利義満(あしかがよしみつ)が開基(創立)した。金箔を張り巡らされたこの豪勢な建物は舎利殿という。通称、金閣。1950(昭和25)年、金閣寺の見習い僧が放火し、当時国宝であった舎利殿は炎上。内部の足利義満木像(当時、国宝)のほか観音菩薩像、阿弥陀如来像、仏教経巻などの文化財6点も焼失した。明治時代に大掛かりな修復があってその時に精巧な図面が起こされていたことが幸いし、1955(昭和30)年、寄付金によって遠く足利義満創建当初の姿に再建されたのである。この舎利殿を含めた全ての伽藍や建築物、庭園を含めて金閣寺と言う。京都観光において、もっとも人気のあるスポットで、外国人観光客の数がすごい。

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